職場の委託業務である「休日日直」、「清掃業務」、「医師送迎」、「医師食事」等の契約業務並びに、執行予算を練る際、毎年、平日と休日日数を算出するカレンダー作りに苦慮していました。
 一寸、調べて頑張れば作れる代物ですが、中々、本腰を入れて作る気にはなれませんでした。今まで遠回りしてきました。


 Internet
excel様式のカレンダーを取得して加工する。カレンダーは「年ごと」ですし、業務は「年度ごと」です。年度ごとのカレンダーも無いわけではありませんが稀有です。

例えば、令和5年度の平日と休日の日数を算出する場合、令和5年と令和6年のカレンダーが必要になります。

そして、両カレンダーを切り取って、令和54月~令和63月までが令和5年度の業務カレンダーとなります。

土日に関しては、WEEKDAY関数で土曜日が「7」、日曜日が「1」となり、excelの条件書式で、青や赤を設定してあげれば、カレンダーは簡単に作れます。Internetでも作り方はたくさん紹介されています。

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次に、面倒なのが「祝祭日」です。+オリンピックや天皇行事でも改変します。それは仕方ないとして、祝祭日も年度の場合は年跨ぎになります。

振替休日もありますから、さすがに、祝祭日はexcelでの自動計算無理ですので、祝祭日分は手入力をし、範囲設定して、上記の条件書式で、此方はCOUNTIF関数を使えば、簡単にexcelでカレンダーは作れます。こちらもInternetでたくさん紹介されていますので、そちらを参考にして下さい(省略します)

 

問題は「うるう年」です。4年に1回ですが、間違いなく4年ごとに手入力が必要になり、229日を足さなくてはなりません。因みに、直近は令和6年ですが、うるう年は次のような決め事があります。
 ①「4で割り切れる年となる」、②「ただし、100で割り切れる年はうるう年とはならない」、③「②の内、400で割り切れる年はうるう年となる」。

③に関しては、400年に一度ですから現実的ではありませんが、不完全はスッキリしないので、3つの条件で作成しました。

 

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祝日だけが手入力となりますが(Internetでデータ入手)、この問題をクリアすれば自動でカレンダーが作られるように作成しました。更に、平日と休日の年度内日数が自動計算されます。

仕事上での利便性としては「勤務表作りに活用できる」と思います。小生でも作れるのですから、この程度のカレンダーであれば、高度なテクニックは必要ないと思いますが、もし、必要であれば、Blogのコメントいただければ、頒布いたしますので御連絡下さい…。